私がシフトに入りたいと思ったのは、私自身のルーツ、そして制作テーマがきっかけになっています。
【ミクロに観察することでマクロな視点になっていく】
私の父は醤油作りをしており、幼少期から菌類や発酵に興味を持って夏休みには無理を言って醤油蔵見学をさせてもらい、父に質問したりしていしました。
母は航空関係の家系で、飛行機から見える広い空や、宇宙にも興味を持っていました。
ある時が宇宙にある星と菌の形が似ていることを知り、『小さなものと大きなものは繋がっているんだ』と考えるようになり、自ずと制作のテーマになっていきました。
最近では養蜂作業をする機会も貰え、ミツバチの社会は人間社会に繋がり多くの共通点があることも知るようになりました。
このように一見内に閉じられた小さなもの(ミクロ)と外へおおきな広がりを見せる(マクロ)を軸として活動していますが、 Ciftもまさにこのミクロとマクロが存在する場所だと感じます。
【ウチにいるけどソトと繋がる】
様々なルーツをもつソト(マクロ)の人たちが一つのウチ(ミクロ)に帰ってくる。
ソトへのつながりはウチで生活を通しながら提供、共有されウチの人たちはソトを見つめます。
そしてまたソト側へ赴き、また新たなものをウチへ提供します。
Ciftはそれを繰り返しながらウチもソトも緩やかな繋がりとなって中和していくような場所なんだと感じています。
ウチにいるけどソトにいる。
そんな場所は”まだ”ここにしかないと考えCiftに入ろうと思いました。