点と線、いと。


私の父が生涯追い求めていた夢。
「人と人が家族の様に、助け合い許し合うコミュニティ構想。」

私が父を理解しようと意識しはじめたのはもう齢30後半であった。
コミュニティの理想と現実。

インターネット、スマートフォンによるデジタルでの繋がりやコミュニティは楽に出来るが、本質的に人と人が心や意識が通うには、温度や光を五感で感じる実態の生活や、同じ空間や生活が息づいたリアリティを共にすることから始まるのでは?

その問いが大きくなった頃、 本屋で「LIFE SHIFT」に出会った。
都会の真ん中で、拡張家族を意識的に実践している事、そこに今のチャレンジが垣間見えた気がしていた。

そんな中、一年前に父が人生を終え、想いのバトンだけが託された。
私なりの人類の意識、家族の在り方、welbeingなどを日々重ねた先に、偶然の出会い、 縁に導かれてここに至る事になった。