Ciftにコンポストがやってきた。コンポスト日記Vol.1


コンポスト?

なんか広い庭があるところでゴミ箱ひっくり返したようなやつにハエがたかってるやつ。

または冷蔵庫ぐらい電気をくいながら熱や空気で乾燥させたりして大変そうなやつ…?

そんなイメージだったんですが、2月某日。私が暮らすコミュニティ、Ciftにコンポスターちゃんがやってきた。

えっ、おしゃれ。

Compost = 名詞だと「堆肥」、動詞だと「堆肥を施す」とか「堆肥を作る」とかだから、うちにやってきたのは本当は「コンポスター」なのですが、面倒くさいので「コンポスト」ということにします。

りんちゃんが連れてきたのはLocal Food Cycling(https://lfc-compost.jp/)というところのコンポストバッグ(りんちゃんは、農家さんや食に関わる仕事をしてるメンバー)。

おっしゃれなフェルトバッグ(ジッパー付)と厚手の紙袋、そして「独自の研究による黄金比」の「基材」(?)が入っているとのこと。

企業秘密なのかな!?なんだかすごい!

土になるのかー

2週間ぐらい生ゴミ入れ続けて、こんなおしゃれバッグで、臭くもならずに土ができるって?

私は4月になったらうちの観葉植物さんたちの植え替えしたいから楽しみだな。

生ゴミが土になるのを見てみたい私は、毎日コンポストを覗いてみる。

でもCift(キャスト)では常にみんなが共有キッチンでご飯を作ったり食べたりするから、おしゃれコンポストをいつ覗いてみても新鮮な生ゴミが鎮座しているだけで、あんまり土になっている実感がなかった。

しばらくして、コンポストがもう1台増えた。

廃材で作った風の。「俺本気のやつだぜ」っていう顔でやってきた、たかこのコンポスト(たかこは、フードロス問題やサステイナブルなライフを提唱、推進するメンバー)。

「俺本気のやつだぜ」。

んー…、部屋に置くなら…おしゃれバッグのりんちゃんコンポストだな。

生ゴミをぱんぱんに詰め込んだりんちゃんコンポストは、ある日覗くと「いったん熟成!」というポストイットが貼ってあった。

わかんないけど冬眠のようなシーズンに入ったようなので、私はかわりに、「たかこんぽすと」に生ゴミを入れてはかきまぜることを日課にしてみた。

たかこんぽすとは、「俺はガチだから素人は近寄るなよ」って顔してるのと、袋がぼろぼろしていたり、入れるときにちょっとした手間がかかったり、袋が手にまとわりついたりするのもあるのか、どうも新しい生ゴミを投入している人(Ciftのメンバー)は多くなさそうだった。

じゃあ…土になるのを目の当たりにできるのは私かもしれない!

ある日。いつものように生ゴミを入れようとしたら、たかこコンポストから湯気が出た。

明らかにぽかぽか。土はかなりしっとり。

そして、生ゴミはちょっと固そうな大根の葉っぱの付け根やかぼちゃの皮などを残して、ほとんど見えなくなっている。

とうとう来た……..。分解されたんだ……✨

畑みたいな匂い。

ほっかほかに湯気を出している。

袋に手を触れると体温ぐらいの暖かさ。

おおきな犬のお尻に触れたような….。

なんだろうこの愛おしい感じ。

「目覚めたんだけど。エサ、食べ終わっちゃったんだけど。もうないの?」

って言ってるような感じ。

え、待ってね! あげるからね! 今、ご飯あげるからね!

…….。

そんなわけで、完全にコンポストちゃんに心を掴まれた私と、我が道を行くコンポストちゃんとの日常を記していこうと思う。

コンポストちゃんを喜ばせたい私は、怒濤の情報収集フェーズに突入。

ギター練習の合間に。湯船の中でも。白み始めた空とともに。完全に眩しすぎる朝日を浴びるベッドの中でも。

寝ろ!

※ちなみに、現時点で(3月半ば)この日記は「振り返り」なのだけど、この後、コンポストのいろんな習性を学んでいくことになるので、この日記の時点ではちょっと勘違いが多い。