もしかしたら、世の中おもしろい人しかいないのかもしれない。


拡張家族というコンセプトに賛同し、挑戦したかったから。

家族ってやっぱり特別な気がしている。

血のつながりのある家族に対して私が感じている安心感や信頼を、多くの人に広げていく営みは一筋縄ではいかないだろうと予想がつくからこそ、あえてそれに挑戦したかった。

それは、どんな生き物も祖先は同じ細胞だということを、頭の理解だけでなく、感覚として身につけたいからだと思う。

そして、家族を拡張することは世界和平和につながると信じている。凝り固まった価値観をほぐすには、環境を変えて、それに自分をさらすことが大事だと思う。だから、暮らしを軸に繰り広げられるCiftに魅力を感じた。

さらに、Ciftに集まってくる人がなんと言ってもおもしろい。そりゃ、拡張家族に飛び込んでくるくらいだからなのだろうけど。

そんなおもしろい人たちと暮らしてみることも、Ciftに入りたいと思った理由の一つ。

もしかしたら、世の中おもしろい人しかいないのかもしれない。

八木 志菜