繋がって、共有して、みんなで生きる


人を知ることは喜びだし、自分を知ってもらうことも嬉しい。

感動を共有するのは幸せだし、1人よりもみんなで暮らした方が楽しい。 僕はもう物心ついた時からずっとこの価値観なので「拡張家族」を掲げるCiftに入るのはとっても自然な流れでした。

もう10年以上誰かと暮らしているし、コミュニティを作り続けている僕にとって、家族も友人も仕事仲間もそんなに区別がなくて、その瞬間の情熱や喜びを分かち合う人、共に過ごす人に家族のような感覚を持ちます。

なので「何か共通の目的やビジョンを持って一緒に仕事をする」というのは僕にとって「家族になろうよ」という約束事に近いのかもしれません。

そして、一度その感覚を覚えた人は例え生きる道が変わっても家族です。

少なくとも僕の中では。

だけども僕はあえて「家族」という言葉を使ってきませんでした。家族ってなんだろう? 家族という言葉には居心地の良さと暖かさとそしてどこか縛りのようなものも感じます。

僕にとって「家族になる」と宣言するのは革命的な出来事で新たな挑戦なのです。 自分の価値観を基準に世界を狭め続けるのではなく、多様性に触れて拡張していく。

いつか地球の裏側の隣人にも出会えますように。

新井 康陽