自分の人生を使った社会実験、ワクワクする。


自分の世界観を体現した生活ができそうだと思った。

私は、20代、京都でNPO法人場とつながりラボhome’s viの一員となり、そこで対話とファシリテーションとhome’s viが運営している桃季庵というコミュニティの世界を思いっきり味わい、学び、広める取り組みをして来ました。

そこで大切にされている世界観は、一人一人の意識が変わっていくことで組織や社会が変わっていくということ。弱さを分かち合い、受け入れられることで、人や世界を信頼できるようになるということ。自分の至福を追求していく先に、社会貢献があるということでした。

その世界観を存分に味わって、20代の初めハチャメチャだった私も、自分自身が大きく変われたなという感覚がありました。

最初の頃は、自分らしく生きて生きたいという望みはあっても、怖がりだったり、うまく自分の力の発揮する仕方を見つけられなくて、たくさん失敗もしました。

home’s viのみんなに失敗を許容されたり、桃季庵コミュニティのみんなに自分をさらけ出しても居場所であり続けてくれる優しさを受け取ったり、相互依存的に助け合う中で、自分らしい貢献の仕方を見つけて自立していくプロセスがそこにありました。

30代を目前に控えて、そうやって心身ともに培って来たLOVEの世界観を、世の中の大多数を占める働く世代の人たちに広げてみたい。東京という日本の中心地にいる人たちと交わらせたら、どんなことが起こるんだろうか。そういうも思いで、東京と京都の二拠点生活を始めました。

そんな私にとっては、ファウンダーの藤代君が語る、主体的全体、共に、自ら変容の主体となって行くという世界観はとても自然で、生活という自分の人生の一部を使って社会実験しようという人たちと生活ができるのは、とてもワクワクする出来事でした。

Ciftという旅する船に乗りながら、様々な人と出会い、対話の世界の価値観を化学反応させながら、当たり前だけど難しい出会う喜び、支え合う暖かさ、作り出す楽しさを持ち得る社会を創っていけたらと思います。

丹羽 妙