ママたちのシスターフッド・Thanks giving party ・入居者募集のお知らせ


それは、我らが奥井奈南ちゃんの大切な職場復帰の日に起こった。

数ヶ月間の産休・育休を経ての職場復帰の日。
ベビーシッターさんが予定の数時間前になって、やむを得ない予定で来れなくなってしまったのだ。奈南ちゃんには生後4ヶ月の赤ちゃんがいるのにーーー。

そのときの奈南ちゃんの気持ちを考えると、私はゾッとしてしまう。

産後の満身創痍、睡眠不足、初めての保育園入園手続き、信頼できるベビーシッター探しからの職場への説明。

ひょっとしたら実家では両親、義両親もその日のことを心配していたかもしれない。

それが、当日の数時間前になってパーである。

帰宅時間は深夜になるので保育園は既に閉園している。乳児を預かることができるベビーシッターは少なく、別のベビーシッターを探すことは難しかった。

パパのまなごんさんが駆けつけようにも、他県に出張中だったため、どんな交通機関を使っても奈南ちゃんが出勤する時間には間に合わない。

職場では、たくさんの同僚たちが、奈南ちゃんを温かく迎える準備を整えて待っている。

ーーー私だったら、きっとストレスで爆発している。

そんな中、一児の母で文筆家の華子ちゃん、愛の伝道師でCiftベビーたちの誕生と成長を手伝ってきたアンジュちゃん、現役ベビーシッターでプロの狩人でもある女優の美希ちゃんが手を上げた。…子育て未経験ながら自称小説家の私、さとさおもサポートに入った。

奈南ちゃんが帰宅するまでの数時間、子育て経験者の3人がが代わる代わる赤ちゃんのお世話をした。

その間、ミルクをあげ、沐浴させ、ヴァセリンを塗ってあげ、もう一度ミルクをあげ、絵本を読み聞かせたりとすることはたくさん。

私は36歳で子供がいない。正直、自分は子供を産むのか産まないのか決断を迫られる年齢だ。

そんな自分にとって、間近で子育て経験者から赤ちゃんのお世話の仕方をシェアしてもらえることは、お金では買えない貴重な経験だった。

たとえば、赤ちゃんはずっと同じ体勢で抱っこしていると機嫌が悪くなること。

手に触れると、小さな手できゅっと指先を握り返されること。

後頭部からいい匂いがすること。

明日の朝が必ず来ることを知らないから、寝落ちて眼の前が真っ暗くなることが怖くて、寝る前に泣くこと。

完全に寝落ちたら力が抜けて、足の指がふっと開くので、抱っこをやめてベッドに下ろしても泣かないこと。

そして、赤ちゃんをひとり育てるには、4人くらい親がいるのがちょうどいいのではないか?という実感。

そして世界中のママやパパを改めて尊敬する気持ち。

ーーーこれらは、実際に子育てをシェアしてもらわなかったら経験できなかった。

私は、これからこの先、この子の成長を楽しみにしながら生きていける。子育てをシェアしてくれた奈南ちゃんはじめ、華子ちゃん、アンジュちゃん、美希ちゃんに感謝。

深夜になって、奈南ちゃんは久々の出勤を終えクタクタで帰宅。

 

 

 

 

 

 

すると家では熟睡中の赤ちゃんの隣で、大人女子たちが赤ちゃんを起こさないよう、ささやき声で占いの本を読みながらティーパーティしていたのでした。

大ピンチを乗り越えた奈南ちゃんと赤ちゃんをねぎらうように、数日後には秋のThanks giving partyが開催され、同じ時期に生まれたCiftベビーたちが大集合。

 

実は今年の初夏の日にBaby shower partyが開催されていて、そのときはまだ赤ちゃんたちはママのお腹の中だった。

長い付き合いのCiftメンバーからすると、赤ちゃんはもちろん、パパママが人として成長していく姿はエモみが凄いそう。

 

こんなハッピーあふれるCiftの渋谷CAST拠点で久々の空室が出ます。

がっつり定住するもよし、他拠点生活の新たな拠点にするもよし。

ひとりで住むのもよし、ファミリーで住むのもよし、複数人でシェアする選択肢もあるかも。

家族になるのはハッピーなことばかりじゃない。ちょっとしんどいこともないわけじゃないけれど、そこはお互い様の精神で乗り切れるそこのアナタ、ぜひこれを機会に、Ciftホームページの「Contact」をクリック!

「Contact」内には対応一時停止中と記載がありますが、今回入居者募集の件に関しては対応させていただきますので、ぜひご連絡ください。

改めて、Ciftとは?拡張家族とは?お話できる説明会や、週末ご飯会を企画しています。
お互いを知る機会にできたらいいですね。
お待ちしています!