ーーあなたはなぜCIftに入ったんですか?
ナオくんに出会ったから。
その頃、色々と自分の生活、仕事と悩んでいる時期であり、とても孤独を感じている時期でした。
なんだか、自分のやりたいことができない、認められない、そんな感情を抱いていた気がします。
ナオくんは聞くのが上手いので、出逢いざまにバーっと自分のやりたいことを語った記憶があります。ナオくんはそんな私を見抜いていたのか、すぐに健介を紹介してくれて、会ってCiftの話を聞き、とてもすんなり家族になりたいと思えました。
元々、大学では“ソーシャル・イノベーション”を研究していて、その影響で“映画で世界を変える“をテーマに活動していたこともあり、Ciftがこれからやろうとする平和像にはとても共感できました。そして、何より”拡張家族“にピンときたのです。
偶然、私はすぐに“家族”をつくる癖が昔からありました。
近所のご夫婦を私の母と父にしたり、電車のホームで出会ったおじさんと意気投合して、そのままルームシェアして今でもかけがえのない家族だったり、大家さん夫婦とも家族として今でも多くの時間を共に過ごしています。
撮影の時はスタッフみんなを家族だと思っています。
そして、結婚して子供もいるので、いわゆる法的な家族もいました。
けれど、孤独だと感じていたのです。
家族として温かく受け入れてくれる場を持っている私なのに、そう感じていた理由は最近ナオくんが言語化してくれたのですが、“100%で話せる場や仲間がなかった”(恐らく、ないと思いこんでいた)のかなとも思います。
Ciftに入ってから孤独がなくなった! ということはないのですが、極度な不安は消えた気もします。そして、一番の変化は自分のパートナー(伸矢)との関係の変化です。
Ciftという拡張家族を持つことで、心のゆとりが生まれたのを感じています。
お陰で、伸矢にも寛大になれるし、私がやりたいことをちゃんと受け入れてもらえている気がする=罪悪感を感じることが少なくなりました。
不思議と、伸矢にもCiftに入ってほしいなと思うようになり、結果、伸矢もCiftに入ることになりました。
そういえば、伸矢と私は世界を平和にしたいという想いと、そこへの哲学が似ているので意気投合したのだった…そんなことも思い出したり。
CiftのSNSだけでも、日々価値観の多様性を感じるので、単純に楽しいし、自分の価値観も拡張していく感じがします。
あと、変な感覚ですが、失敗しても、自分がどこまで落ちても、助けてもらえるかもしれない・・という漠然とした安心感も感じます。
ナオくんもいるし。笑
まだ、自分がどういう心のプロセスを踏んだのか、Ciftがどう影響したのか分析できてないのですが、実感として、今、人生で一番しあわせなのです。
ありがとう、ありがとう。
柳 明菜